コモンズ

赤磐市議会、コロナ対策や入札方法を質疑

赤磐市議会の定例会で、コロナ対策、入札方法、個人情報保護条例などが議論される。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年12月6日、赤磐市議会第6回定例会が開催された。

議長の実盛祥五氏は、集まった議員数が18名であることを報告し、定足数を確認した。開会に際し、新型コロナウイルス感染防止のため、議会の時間短縮を呼びかけた。また、簡潔な発言をお願いすることや、場内の換気に配慮していることも伝えた。

本会議では第1日程の質疑が行われ、議第52号の財産取得に関する質問が行われた。鼻岡美保議員は、学校給食センターに設置される食器洗浄機の一般競争入札について質疑した。特に、高額入札になる懸念について意見を求めた。

これに対し、財務部長の作本直美氏は、一般競争入札の条件について詳細に説明した。具体的には、入札参加資格を有する業者の条件を設定し、市内や県内の業者に参入を促す形で入札参加を促進すると述べた。

続いて、議第53号の赤磐市個人情報保護条例の改正について、福木京子議員からの質問があった。デジタル庁の設置に伴う総務大臣から内閣総理大臣への変更理由について問うた。入矢五和夫総務部長は、法律改正に伴うものと説明し、個人情報の取り扱いは従来通りであると強調した。

また、同じく鼻岡議員が議第54号の岡山県市町村総合事務組合の規約変更について市の負担の増加と制度の変更点を質疑。入矢総務部長は、非常勤職員の処遇改善が目的であると説明し、市の負担が増えることを明らかにした。

議第63号吉井きのこ館の指定管理者指定についての質疑では、原田素代議員が利用状況について尋ねた。産業振興部長の是松誠氏は、昨年度の利用者は延べ600名であることを報告した。市内の農林産物の有効利用を図る施設であるが、直接の販売は行っていないとの説明があった。

さらに福木議員は、議第64号吉井ライスセンターの管理者指定について質問。継続的な監査の必要性や運営の透明性について確認した。市長の友實武則氏は、市民の意見に配慮した運営管理を行う考えを示し、不安の声に応えるための対応を約束した。

このように、今議会では各種の質疑を通して、赤磐市の運営に関する重要な議題が議論される形となった。議案に対する審議は終了し、次回の本会議は12月23日に予定されている。

議会開催日
議会名令和3年12月第6回赤磐市議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは議会録の内容を正確に反映しており、質疑の要点が含まれているため。
説明文の評価descriptionは議会録の内容を的確に表現していて、正確な情報が盛り込まれているため。
本文の評価main_contentsは議会録から適切に要約されており、大きく逸脱していないため。

岡山県赤磐市の最新記事

備前地区の最新記事

備前市和気町岡山市瀬戸内市玉野市 の最新記事です。