令和6年6月6日、赤磐市議会において、さまざまな議題が取り上げられた。
まず、赤磐市の人口推移について議論が行われた。議員は、高齢化や移住者の減少、それに伴う若い世代の流出が懸念されていることを指摘した。
また、企業誘致が求められており、地域資源を活かした雇用創出や子育て支援策などの施策が必要であると強調された。特に、地域の活性化に向けた新しいアイディアが議論の焦点となった。
次に、赤磐市の救急体制についても重要な懸念が表明された。救急車の出動件数が増加しており、そのために消防のマンパワーが逼迫しているとの状況報告があった。この状況では、救急対応が困難になりかねず、予算面での課題も指摘された。必要な資機材の調達は容易でも、必要な人員の確保が困難であることも強調され、今後の体制が心配であるとの声があった。
また、教育問題についても多くの意見が寄せられた。中でも、学校評価の方法や子どもたちの教育環境についての疑問が呈され、過去10年間での自殺者数が増加していることにも触れられた。教育環境の整備や、精神的なサポート体制の構築が急務であると考えられている。
さらには空き家についても言及された。赤磐市内には多くの空き家が存在し、それらを効果的に活用する施策が求められている。特に、移住者への補助制度の充実や、地域の人々との協力が必要であるとの指摘があった。地域資源を活用することが重要な鍵となるだろう。
最後に、赤磐市の防災対策についての議論も重要なテーマに。自然災害への備えとして見直しが求められており、特に上下水道の耐震対策が急務であるとの意見が多く寄せられた。議会全体が一丸となり、これらの重要な課題への対処に向けて取り組む必要があるとの認識が広がった。