令和5年3月22日、赤磐市議会の定例会が開催された。
この日は令和5年度の各特別会計予算が審議され、特に注目されたのは赤磐市竜天オートキャンプ場特別会計予算である。是松誠産業振興部長は、「歳入歳出予算の総額はそれぞれ2,264万4,000円で、対前年度比で23.5％増」と強調し、経営改善に向けた取組みを明示した。
また、高橋渉建設事業部長が説明した宅地等開発事業の特別会計予算では、「歳入歳出の総額が4,284万7,000円で、一般管理費として107万1,000円を予算に計上」とし、住環境の向上を目指す姿勢を示した。
さらに、赤磐市水道事業会計予算も重要な議題であった。ここでは、給水戸数が前年度より34戸増加の1万8,504戸になる見込みで、主な収益が水道事業収益であることが報告された。具体的には、営業収益が10億1,892万9,000円に達し、前年比で5,237万4,000円の増加が見込まれると高橋建設事業部長は述べた。
最後に、赤磐市下水道事業会計予算においては、前年度比で増加する接続戸数と、地元での利用促進に向けた取り組みが強調された。下水道使用料が増え、安定した運営が求められる中、整備計画も進められる。
質疑応答は次回の会議で行われる予定で、全ての予算案は2月24日までに議会へ提出し、議決が求められる。赤磐市は地域の公共事業を通じて市民生活の向上を図る意向を示している。