令和4年9月2日、赤磐市議会は第4回定例会を開催した。この会議では、公共施設の男子トイレにおけるサニタリーボックス設置の必要性が議論された。この提案を発議した保田守議員は、特に高齢者や身体障害者の利用環境を改善する重要性を訴えた。彼は、現行の市庁舎についてもサニタリーボックスが十分に整備されていない可能性を指摘した。サニタリーボックスの設置が全てのトイレで必要であると主張し、これは市民に寄り添う政策との見解を示した。これに対して、友實武則市長は、庁舎改修にあたっては、可能な限りサニタリーボックスを設置する意向を示した。
次いで、教育次長からコロナ禍における小・中学校の安全点検についての報告が行われた。教育現場では日常的な点検が行われており、その結果に基づいて維持管理が行われていることが説明された。学校における設備のポイントとして、特に風や雨の影響を受ける遊具の安全確保に力を入れ、必要に応じて早急な対応が行われると強調された。
また、赤磐市の松林における広葉樹化についても触れられた。この現象は松くい虫の影響を申立て、地域住民からの反発もあるこの事業では、対策を見直し、さらなる調査の必要性が求められる場面が多かった。特に安全対策が強調され、普段の業務においても細心の注意が払われる必要があるとの意見が出た。
公道上の屋根の設置については、友實市長は私的な問題であるとし、県への申請を行わない旨を示した。このことが市民から不満を招く要因となっているとの指摘には耳を傾ける必要がありそうである。
最後に、ふるさと納税のお米に関する提案があり、市長は地域農業の振興が重要であるとしつつも、事業者に頼る方針を示した。これは、赤磐市が地域農家の利益を優先する観点から課題となっている。このように、議会では地域社会における様々な課題が浮き彫りになり、対処が求められている。今後の対応が期待される。