令和3年9月の赤磐市議会では、無事に第5回定例会が開催され、議会の運営は円滑に進行した。
出席議員数は18名であり、全ての議案に対して活発な議論が行われた。最初に議題となったのは、令和2年度の特別会計歳入歳出決算である。特に、赤磐市の宅地等開発事業特別会計決算に関しては、政府関係者により詳細な説明がなされた。
赤磐市長の友實武則氏により進められ、長期的な視点で持続可能な地域発展を目指していることが再確認された。建設事業部長の高橋渉氏は、歳入が4,266万5,059円で、販売実績はなかったものの、土地貸付収入があったと述べた。支出についても具体的に93万4,224円が投じられた。
次に、竜天オートキャンプ場特別会計決算の認定が行われた。こちらについては、産業振興部長の是松誠氏が新型コロナの影響により、利用者が約3割減少したことを強調した。
また、過疎地域における持続的発展計画の策定についても言及があり、こちらは入矢五和夫総務部長による説明で、過疎指定の広がりと運用される支援策の詳細が示された。具体的には、税制優遇措置や補助制度が含まれる。
さらに、赤磐市の心身障害者医療費給付条例の改正が提案された。これにより、医療費に関する所得判定に関する制度設計が見直されることとなり、市民福祉の向上が期待されている。
そして、令和3年度の一般会計補正予算も審議された、こちらは歳出の総額を210億7,075万2,000円に増額し、市民サービスの向上を図る取り組みがなされる。補正によって、新型コロナウイルス感染症への対策が進められることが強調され、特に障害児施設への支援が明言された。