令和5年3月定例会において、様々な議題が取り上げられました。特に、環境問題に関する議論が印象的です。
千木良孝之議員は、環境問題に取り組む重要性について強調しました。中津市では、ペットボトルやプラスチックの分別回収を推進し、過去の取り組みが着実な成果を上げていることが示されました。生活保健部長の勝見明洋氏によると、ペットボトルの回収量は増加傾向にあり、市民の協力により高い品質基準が維持されています。
また、昨年のごみ袋の有料化により、燃えるごみが減少し、適正分別が進んでいる現状が報告されました。川内八千代議員は、このごみ袋の有料化について市民からの疑問や反発を指摘し、無料化への移行の必要性を訴えました。この議題に対して生活保健部長は、国の環境政策に沿った取り組みを行っていると述べましたが、市民の理解を得るための広報が不足していることを認識しているようです。
安心安全なまちづくりについても議論されました。千木良議員は、防犯カメラの設置とその修理費用の公費負担に関心を寄せました。生活保健部長は、防犯カメラの設置率が低いため、効果的な対策を模索していると述べました。
次に、子どもたちの教育に関する議題も取り上げられました。小住利子議員が加わり、性教育や住宅セーフティネットについて質問がありました。特に、教委・教育次長の黒永俊弘氏は、学校における性教育の重要性を訴え、専門家との連携を強化する方針を示しました。また、養育支援の取り組みも強調され、地域全体での協力体制が必要です。
最後に、多くの住民が不法投棄や防犯対策の強化について懸念を抱いていることも指摘されました。生活保健部長の勝見明洋氏は、今後も市民と共に協力し、環境美化活動を推進する意向を繰り返し表明しました。
これらの情報は、市民にとって重要なもので、今後の政策の参考になるきっかけを提供しています。