令和元年第4回豊後大野市議会定例会が、2019年12月2日(月曜日)に開会し、全17名の議員が出席した。
会議では、会期を12月20日までの19日間に決定し、21件の市長提出議案が上程された。議案の中には、豊後大野市支所設置条例の一部改正や個人情報保護条例の改正など、重要な内容が含まれている。
川野文敏市長は、「皆様方には、平素から市政各般にわたり、特段のご支援をいただいており、重ねて感謝を申し上げる」と述べ、市政における協力への感謝の意を示した。その上で、今回の定例会には、行政報告が行われ、市内の交通安全や美術展の開催状況が報告された。
特に、10月27日に行われたアマチュア美術展については、県内から139点の作品が寄せられ、参加者の多様性が際立った。市長は、今後も美術を通じた市民鑑賞の機会創出を継続する意向を示した。
さらに、行政視察報告では、議会運営委員会が愛知県岩倉市及び岐阜県高山市を視察した結果が報告された。議会運営委員会委員長の佐藤辰己氏は、両市議会における活発な議会運営の取り組みを紹介した。
特に、岩倉市では市議会サポーター制度の導入が進められ、市民の声を議会運営に反映させる取り組みが行われている。高山市でも、政策提言を市長に対して行う政策討論会が定期的に実施されていることが強調された。
様々な議案については、教育長の給与改定、職員の勤務時間、休暇に関する条例改正などが含まれ、特に職員の働き方改革に向けての動きが見受けられた。議会では、市民の期待に応えるべく、さらなる充実化が求められ、議会活動の活性化が期待されている。
本日の会議はすべての議事を終了し、次回は12月9日午前10時からの予定で、引き続き市民の期待に応えるべく、市政が進められていくことが期待されている。