令和5年第1回大和郡山市議会定例会が開催され、議案第5号に関する修正案が審議された。
修正提案者である関本真樹議員は、議案第5号である令和4年度大和郡山市一般会計補正予算の28億646万8,000円の減額修正に対する理由を述べた。彼は、今出されているシミュレーションが正確かどうか疑問があり、単独での経営が可能な旨を強調した。
修正案には、歳出補正予算全額の減額と同じ額の歳入補正予算の減額が含まれた。これに対し、議会運営委員会の林浩史委員長は、今後の協議に関してさらなる見直しが必要かもしれないと述べた。議会の反応は割れ、賛成者は少数で否決された。
続いて、議案第6号の水道事業会計補正予算は多数賛成で可決された。水道関連の議論は続き、資産の引継ぎや水道料金の設定に関する意見が交わされた。局面は、個人の利害にかかわる議案や国からの制度変更提案に集中し、市民の意見が重要視されるべきという点が再確認された。
追加で意見書案として、子どもの医療費無料制度新設と新型コロナウイルス対策が提案され、両案は市の福祉向上に寄与する重要な施策とされ、賛成多数で可決された。議会は市民福祉を第一に考えていると繰り返し強調された。
締めくくりに、上田市長は議会を通して市政が進展したと感謝の意を表した。議員それぞれは市民の声を受け、今後も持続的な発展を目指すための努力を続けることを誓った。市は経済活性に向けた新しい施策や制度確立を進めていく方針とみられ、全体的に市政運営においてしっかりとした進展が期待されている。