令和2年第3回王寺町定例会が、令和2年9月7日に開催された。
本定例会では、専決処分の報告や決算関連の議題が中心となり、合計17本の案件が審議されました。
まず、平井康之町長が開会の挨拶をし、議題の多さを指摘し、慎重な審議を求めました。特に、決算認定が6件含まれていることや、令和元年度の福祉や教育などの予算が含まれているため、重要な会議とされています。
続いて、会期の決定についても言及され、会期は令和2年9月7日から16日までの10日間とすることが承認されました。 その後、専決処分事項の報告が行われ、平岡秀隆副町長が「令和2年度王寺町一般会計補正予算(第6号)」について概説しました。新型コロナウイルス感染症に伴う経済支援策が盛り込まれており、総額156億円の中で、特に感染拡大防止に向けた取り組みが強調されました。
また、教育委員会の委員任命同意に関しても、平井町長が巽彰氏と池島徳大氏の専門性を讃えながら、引き続きの任用への同意を求めました。教育行政の推進において重要な役割を担うため、議員からも同意する発言が相次ぎました。
さらに、人権擁護委員の推薦や固定資産評価審査委員会の選任についても審議されました。特に、固定資産評価において森彰氏の選任への支持が強く、審査が厳格される中で、誤りのない評価が重要視されています。
最後に、新型コロナウイルス感染症の影響で悪化する地方財政への対策意見書が提出され、今後の地方税の確保が求められました。特に、地方交付税や臨時財政対策債についての具体的な要望が挙げられ、国に対して強い意見が示されました。