令和元年第2回臨時会が、王寺町議会において行われた。
この会議では、議長および副議長の選挙が重要な議題として挙げられた。議長には中川議員が選出され、副議長には沖議員が選ばれた。また、それに続く各種委員の選任や連携協約に関する協議も行われた。
会議の冒頭では、臨時議長を務めた鎌倉文枝議員が挨拶を行い、会期は本日一日とすることが承認された。この後、議長選挙が開始され、中川義弘議員が選出された後、選挙結果に基づいた議長就任挨拶が行われた。議長は、「議会は町政と重要な事項を決定する機関であり、議員の意思を尊重し公正に運営する」と述べた。
次に、副議長の選挙を行い、沖優子議員が選ばれた。沖議員は「微力ながら、町政発展を目指して務める」との意気込みを示した。
続いて常任委員会および運営委員会の委員の選任が行われ、各委員長が就任の挨拶を行った。北村達夫議員は「皆さんの理解と協力を得て、職務に全力を尽くす」と強調した。
また、新たに設けられる王寺町家庭的保育事業の基準に関する条例が審議され、企業主導型保育事業に対する町の立場や制度運営の方向性についても議論された。町側は、変更点の背景を説明し、質疑応答も行われた。
さらに、西和地域における広域連携の協約締結について、平群町、三郷町、斑鳩町、上牧町との連携が承認された。これにより、地域の行政サービスの効率向上が期待されている。
最後に、臨時会を締めくくるために平井康之町長が挨拶。新型コロナウイルス対策を含め、さらなる町の発展に向けた取り組みを強調した。なお、この会議において45の議案が審議され、すべて可決された。