王寺町議会の第1回臨時会が5月11日に開催され、重要な議題が数多く上がった。
その中でも特に注目されたのは議長と副議長の選挙である。
選挙による議長として沖優子氏が、また副議長には小山郁子氏が選出された。
当選後、沖議長は議場で「新たな決意と信念を持って円滑な町議会運営に努める」と述べ、町議会の活性化を訴えた。
小山副議長も「住民福祉の向上を目指し、議会運営に誠心誠意取り組む」との意気込みを示した。
この臨時会では、役員改選に加え、議員選任や専決処分に関する報告も行われた。
特に令和5年度王寺町一般会計補正予算に関わる二つの専決処分案が承認された。
報第2号では接種事業に必要な経費を計上し、報第3号では児童への特別給付を支給するための予算が提起された。
平井町長は、「役員改選を通じて町政の推進を期待している」との旨の挨拶を行い、議員に対して感謝の意を表した。
加えて、各常任委員会の委員選任についても報告され、議員の皆さんがそれを承認した。
閉会の際、平井町長は「行政の発展に向けて議会のさらなる理解と協力をお願いしたい」と結び、会議は無事終了した。
この臨時会での全議題は滞りなく審議され、王寺町議会の新たなスタートを切る重要な大会となった。