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王寺町、令和5年度の施政方針を発表

王寺町が令和5年度の施政方針を発表し、住民の生活支援を強化する方針を示した。
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令和5年第1回定例会が、王寺町議会にて開会された。

この会議では、平井康之町長が令和5年度施政方針を発表した。平井町長は、「くらし満足度」を県内トップの生活空間を目指すと述べ、4つの基本政策を掲げた。これには「安全・安心のまちづくり」、「住み続けたいまちづくり」、「未来を担う人づくり」、および「住民に開かれ自立するまちづくり」が含まれている。特に、義務教育学校の設立を挙げ、教育の充実を強調した。

新型コロナウイルスに対する取り組みも重要なテーマであり、町長は感染症予防策の強化を訴えた。特にワクチン接種体制の構築を進め、3回目の追加接種は高齢者の接種率90%を達成したことを報告した。さらに、新型コロナウイルスの感染状況に応じた支援策についても言及し、住民の生活支援を継続している。

また、会期の決定とともに、令和5年度王寺町当初予算審査特別委員会の設置についても議論された。現在の経済状況および行政の財政運営を見据えた予算案の審議が求められている。本予算は、歳入歳出それぞれ119億2千万円とし、対前年度比で5.2%の増加となっている。

会議では、さまざまな議案が審査され、特に新設される基金などの条例改正や特別会計予算に関する提案が大きな関心を集めた。特に「和のふるさと王寺町応援基金条例」の制定が了承され、地域の文化財保存や観光振興への期待が寄せられた。吉野南部地域の水道事業等、広域的な連携についての取り組みが強調された。

最後に、議会の運営に関する事項が提案され、地域住民との対話を重視した施策の実行が求められた。平井町長は、議員や住民の理解と協力を強く願う旨を述べ、令和5年度の取り組みに向けての意気込みを示した。今後、王寺町は広域連携や住民のニーズに応じた施策を展開し、地域の活性化を図ることを目指す。

議会開催日
議会名令和5年2月王寺町定例会
議事録
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