令和元年第2回定例会が開催され、重要な議題が多く数時間にわたって審議された。
特に注目されるのは、令和元年度王寺町一般会計補正予算と、王寺義務教育学校(北)の一次造成工事に関する議案である。12名の議員全員の出席により、全ての案件が円滑に進行した。
補正予算に関しては、北村達夫総務文教常任委員長が報告を行い、歳入歳出の総額1,605万2千円増の総額93億2,105万2千円が可決された。これは、様々な施策応じた必要な財源を確保するために不可欠な措置であり、今後の事業運営に寄与すると考えられる。
また、義務教育学校(北)の事業に関しては、工事請負契約が承認された。平岡秀隆副町長が説明を行い、工事費は3億3,500万円、消費税を含め3億6,180万円で、大日本土木株式会社奈良営業所が担当する。小山郁子議員が工事内容への反対意見を述べ、教育環境の質が損なわれる懸念を表明した。これに対して、賛成派からは教育の質向上が期待できるとの意見があった。
その他の議案としては、王寺町附属機関の設置に関する条例改正や、王寺町体育館使用条例の改正も検討された。これにより、利用の公平性や町民の健康寿命を意識した運営方針が明確化される見通しである。非常に重要な事案として、王寺町廃棄物処理及び清掃に関する条例も議論された。