令和2年第4回定例会が12月7日に開催され、議案12件が提案されました。
本日、議題として上がったのは、固定資産評価審査委員会の委員選任同意案や各種補正予算に関する案件です。
具体的には、一般会計補正予算や健康保険、介護保険などが含まれています。
平井康之町長は、議案に対し「慎重な審議をお願いする」と述べました。特に、補正予算案では、各会計において必要な予算が盛り込まれています。
この中で、一般会計の補正予算は2億5,402万8千円が追加され、総額が166億6,593万円となります。国民健康保険特別会計においては、277万3千円が追加され、23億3,077万3千円になります。
さらに、後期高齢者医療特別会計や水道事業会計の補正も行われます。これにより、健康や生活基盤の向上が目指されます。
特に王寺町まちづくり基本条例は、地球環境問題や人口減少に対処するための基本ルールを定めます。町民や議会、行政が連携して取り組む必要性を強調しています。
また、選挙運動の公費負担についても新たな条例が設定されます。これは公職選挙法の改正に基づくもので、選挙活動に係る経費の軽減を図ることを目的としています。
豊かな経験を持つ上田秀明氏が固定資産評価審査委員に再任されることも決まりました。これにより、納税者からの信頼を得るための決定となるでしょう。
この他にも、奈良県広域消防組合に関連する規約変更や、広域市町村圏協議会の廃止も報告されます。地域の安全や緊急対応体制の強化が期待されます。
全体として、本定例会では町民生活に直接関わる事項が数多く議論され、進展が期待される内容となっています。