令和4年第2回定例会が6月7日に開会された。
会期は本日から17日までの11日間であり、議題が提出された。平井康之町長は、会期開始に際し、議員の出席に感謝の意を示した。
提出された主な案件は、専決処分事項の報告と条例改正、補正予算などの合計11件である。特に「王寺町税条例の一部を改正する条例」について報告された内容は多岐にわたる。平岡秀隆副町長は、地方税法等の改正を受けた内容を詳述した。
改正の一環には、固定資産税関連の景気回復支援措置が盛り込まれた。具体的には、課税標準の特例措置や省エネ改修の対象拡大などが含まれる。商業地の課税標準額の上昇幅は、令和4年度に限り評価額の2.5％に抑えると説明された。
また、王寺町国民健康保険税条例に関しては、中低所得層の保険税負担を軽減するため、課税限度額の引上げが行われることが報告された。続いて、令和4年度一般会計補正予算（第1号）でも新型コロナワクチン接種に係る経費が挙げられた。
討論の結果、これらの専決処分は全会一致で承認された。続いて、各議案は順次可決されていった。特に、王寺町功労者表彰については、地域貢献者として数名が表彰されることが決定された。
今回の定例会では、学校関連の工事契約も議題に上った。王寺北義務教育学校の二次造成工事に関する契約が提案され、承認を受けた。工期は約2年を見込んでおり、予算措置は債務負担行為さで反映されるとの説明があった。
最後に、会期内の日程も確認され、本日の日程はすべて終了したと報告された。次回の議事は、引き続き議会運営委員会などで審議される予定である。