王寺町議会の令和4年第2回臨時会が8月10日に開催された。
議事の主な焦点となったのは、王寺南義務教育学校の大規模改造工事(第2期)の請負契約である。
この工事は老朽化したトイレや中庭の改修を含み、当初予定より1年前倒しでの実施が決定した。
平井康之町長は開会挨拶で「議員の皆様方のご出席に感謝する」と述べ、慎重な審議をお願いした。
教育委員会からも積極的に意見が提示され、出席者の協力を得る形で議論が進められた。
北村達夫議会運営委員長は、会期が1日間に決まったことを報告した。
続いて、平岡秀隆副町長が具体的な工事内容について説明し、村本建設株式会社に請負を依頼することを提案した。
質疑応答では、特に問題は挙がらなかったため、討論もなく会議はスムーズに進行した。
最終的には議第37号が原案通り可決され、工事に向けた準備が整った形である。
閉会に際して、平井町長は「王寺町のさらなる発展のため、議員のご理解と協力が必要」と力強く訴えた。
このように、王寺町議会は迅速かつ効率的に議事を進行させ、新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ議決を行った。