令和3年8月11日、奈良市議会における議員総会が開催された。
出席議員は38名で、欠席した議員は1名であった。
主宰者の北良晃議員が議会を開会し、まず情報通信機器の取り扱いについて注意を促した。
次に、選挙後初めての会合であることから、議員の紹介が行われた。
総会では、議員控室の割り振りについての話が進められた。
事務局長の中井史栄氏は、現在の会派結成状況を基に控室の割り振りを行うことを報告した。
この議題については異議がないことが確認され、各幹事長との協議が続けられることが決定した。
また、臨時議長の下で決定する事項として、仮議席の指定や会期の決定、会議録署名議員の指名について議事が運営された。
中井事務局長は、特に一般選挙後初の議会では、議長選挙を優先すべきと強調した。
新議長の下での決定事項としては、議席指定や副議長の選挙、委員会の委員選任などが挙げられた。
最後に、市長提出予定案件に関して説明が行われた。
財産の取得や手数料条例の一部改正などが提案されたほか、監査委員の選任に関しても市長からの提案があることが伝えられた。
中井事務局長は、これらの案件について総会後に詳しい説明を行う予定であると述べた。
議会は午前10時15分に閉会し、出席した議員の協力が求められた。
この総会は、今後の議会運営において重要な位置を占めるものと考えられる。総会後には各会派の幹事長と無所属議員が集まりさらに協議を進めることが述べられた。