令和4年5月平戸市議会臨時会が開かれ、重要な議題が議論された。
この臨時会では、特に新型コロナウイルスワクチン接種の4回目に関する議論が重点的に行われた。市長の黒田成彦氏は、「国の方針に基づき、ワクチン接種体制を構築している」と述べ、接種対象者が60歳以上と基礎疾患を持つ18歳以上の計約1万3千人を見込んでいることを強調した。
また、接種間隔については、3回目接種から5か月以上となることが明示され、市は国からの供給体制に依存する形で進めている。予算案についても言及され、「この臨時会で予算案を提案しているが、希望する市民が迅速に接種できるよう努める」と述べた。
この他に、報告では令和4年度春の叙勲についても触れられ、元消防団副団長や保育班長が瑞宝単光章を受章したことが報告された。さらに、半元キャンプ場のリニューアルオープンも提案され、「新しい魅力を発信し、観光誘客に期待が寄せられる」との発言があった。
会期の決定は1日間で行われ、全議案が原案通り可決。新型コロナに関する施策や観光振興の動きが、今後の市政運営に重要な影響を及ぼすと考えられ、議員たちによるさらなる協力が求められた。