令和4年6月2日、塩尻市議会の6月定例会が市役所議場で開会した。
出席議員は17名で、会議は円滑に進行した。
重要な議題として、議案第11号の「令和4年度一般会計補正予算（第2号）」があり、予算の増額が提案された。
この補正予算は、新型コロナウイルス関連の支出額を反映させている。
市長の小口利幸氏は、発表において新型コロナ対策に力を入れている旨を強調した。
補正予算についての質疑が行われ、予算決算常任委員会の中村努委員長は、全員一致により原案を可決することを報告した。
「令和4年度一般会計補正予算において、物価高騰や感染症の影響に対し、特別給付金を支給するための民生費増額に努めました。」と述べた。
議員からは、企業支援や生活困窮者支援の強化を求める声も上がった。
さらに、議会では新型コロナウイルス感染症の影響に関し、今後の対応策が話し合われた。
市長は、「国や県の方針に従い、地域経済の活性化を図るとともに、感染防止策を徹底します。」と述べた。
また、賛同を得た表彰状の伝達も行われ、議員達の功績を称えた。
表彰を受けた西條富雄議員および横沢英一議員は、在職10年以上の表彰を受け、議内で拍手が起こった。
このように、会期の決定や議案の質疑も含め、議会は順調に進行した。
会期は、6月22日までの21日間となり、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期した形で議事運営が行われるとの報告があった。
市民への影響を考慮しつつ、市政が推進されることが期待されている。