令和元年7月26日に開催された塩尻市議会の臨時会では、議案が一括審議された。
議長の挨拶に続き、議会運営委員長の横沢英一氏が、本臨時会の会期を1日とし、議案数は事件案件5件と報告案件4件の合計9件であることを報告した。
市長の小口利幸氏は、新体育館の建設工事が始まり、令和2年11月の完成を目指すことや、北部交流センター「えんてらす」の開館を報告した。
また、豚コレラについては、野生イノシシの感染が広がっていることに触れ、県と連携した防疫対策を進めると述べた。
議案第1号から第5号について市長が詳細を説明した。広丘児童館建設工事の請負契約は、総額1億6,060万円で真陽・鵜飼特定建設工事共同企業体との契約が決議された。続いて小学校及び中学校への空調設備整備工事の契約についても合意を得た。
特に、空調整備工事では、小学校において1億6,940万円で契約が締結された。
議案質疑では、工事の進捗状況や予算に関する質問が出され、委員より多くの質問と市長及び各部長の回答が行われた。多くの議案が円滑に審査された結果、全議案が原案通り可決された。
市長は、議会に出席した議員の努力に感謝し、今後の工事進行に向けて引き続き努力することを強調した。臨時会は午後2時56分に閉会した。