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塩尻市議会で新型コロナウイルス対策を中心に議論が展開

塩尻市議会では新型コロナウイルス感染症対策、森林グランドサイクル創出事業、雇用人材不足について議論が行われた。
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令和2年3月3日に開催された塩尻市議会では、主に新型コロナウイルス感染症対策が議論された。

議長の丸山寿子氏は本会議を再開し、出席議員が15名であることを確認した後、一般質問を開始した。その中で、市民派連合の篠原敏宏氏は、新型コロナウイルス肺炎の対策について現状を報告し、全国一律の学校休校措置に対する懸念を示した。篠原氏は、特に安倍首相の指示により休校措置が取られたことにより、影響を受けている事業者や給食の業者についても言及した。

篠原氏はまた、森林グランドサイクル創出事業に関する質問を行い、株式会社竹中工務店との連携協定について、その協定の意義やリスクについての詳細を求めた。塩川昌明企画政策部長は、地域の資源を活かしながら持続可能なまちづくりに貢献する姿勢を強調した。一方で、協定の破棄の可能性については難しいと回答した。

農政・森林担当の高砂進一郎氏は、木材関連事業やバイオマス発電事業について語り、竹中工務店との協力によって新たな木材製品や地域電力の事業展開に期待することを述べた。

雇用人材の不足と活用策についても言及され、金子勝寿氏は、特定地域づくり事業推進法についての情報を求め、市内雇用の状況を改善するための具体的な施策について問うた。青木実健康福祉事業部長は、地域の産業振興や人材確保に向けた法施行の意義を語った。

また、若者の教育への取り組みとしてNIE(新聞を教育に取り入れる運動)についても重大視され、子供たちに新聞を読ませる取り組みが報告された。

議会開催日
議会名令和2年3月塩尻市議会定例会
議事録
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