コモンズ

塩尻市議会、令和2年度決算を承認し災害復旧及びコロナ対策を強調

塩尻市議会が令和2年度決算を承認し、8000万円以上の災害復旧予算を採択。新型コロナ対策も進行中。
記事公開日:
議会開催日:

令和3年8月31日、塩尻市議会が開会し、各議案及び報告が審議された。

重要な議題の一つは令和2年度の決算認定で、特に一般会計の歳入決算額が404億5598万2783円、歳出決算額が392億3517万7424円と発表され、実質黒字決算となった。

市長の小口利幸氏は、先月の大雨による被害についても言及した。塩尻市は、8月13日から16日にかけて418ミリの降雨があり、28件の床下浸水の被害が発生した。

加えて、土砂災害警戒情報が発令され、緊急避難の措置が取られたことも報告された。有事対応として避難所が開設され、32名が避難したという。市長は、人的被害はなかったものの、公共交通機関や上・下水道にも影響が出たと述べた。

決算については、特別会計も含む33の議案が上程され、市民へのサービスとして新型コロナウイルス対策や経済支援に活用される。

新型コロナウイルスのワクチン接種状況に関しても報告があり、また、自治体としての支援内容を伝えた。特に、特別支援として新型コロナ対策経営安定特別資金の創設も行われており、148件の実施例が見られた。

さらに、市では特に大雨による災害復旧が急務で、補正予算を専決処分し1億7400万円余を計上させた。今回の会議では、このような事案が優先的に審議される。

また、条例改正案や無利子の医学生奨学金制度についても説明されるなど、教育分野の支援も併せて強調された。市長は、医療を担う人材の確保を目指しているとし、地域医療体制のへの理解を求めた。

新しい施策が多く発表され、市民の生活向上に寄与することが期待されている。次回は、一般質問と議案に対する質疑が行われる予定である。

議会開催日
議会名令和3年塩尻市議会9月定例会
議事録
タイトルの評価記事の内容が会議録の重要なアジェンダを反映しているため、適切な表現が用いられている。
説明文の評価記事の要点が簡潔に収められており、会議の重要な成果が示されているため適切な内容である。
本文の評価全体を俯瞰する形で迅速な状況報告が含まれており、議案の内容が明確に捉えられている。

中信地区の最新記事

安曇野市山形村朝日村松本市生坂村筑北村 の最新記事です。