令和4年塩尻市議会11月臨時会は、11月8日に開催されました。
本会議では、副市長の選任や日の出保育園の増築に関する契約締結、令和4年度一般会計補正予算の審議が行われました。
まず、議長の牧野直樹氏が開会にあたり、議員18名が出席していることを確認し、臨時会の議事を進めました。
会期は、本日1日のみとすることが決定され、議案の提案理由が市長の百瀬敬氏より説明されました。市長は、429人を超える市民との意見交換を行った市長タウンミーティングの成果を述べ、今後の市政運営に反映する考えを示しました。
最大の焦点となったのは、副市長の石坂健一氏の選任です。既存の副市長が退職したことに伴い、新たに選任されることになりました。審査結果は全員一致で承認され、石坂氏は挨拶を行いました。その中で、「市民の皆様の幸せの実現に専心の努力をする」と述べ、今後の市政運営に対する意気込みを示しました。
次に、議案第2号については、保育園の増築工事に関する請負契約が報告され、入札の結果が説明されました。委員からは詳細な質問が寄せられ、慎重な議論が展開されました。この議案も全員一致で可決される運びとなりました。
続いて、議案第3号、令和4年度一般会計補正予算が提出されました。補正予算の内容には、低所得世帯を支援する緊急支援金の給付が含まれており、これは物価高騰の影響を受けた世帯を考慮したものです。予算の総額は335億5,142万5,000円となりました。こちらも審議を経て原案の通り可決されました。
市長は閉会の挨拶の中で、選任が承認された新副市長や全職員とともに、一丸となって市政の発展に努めることを約束しました。特に「確かな暮らし未来につなぐ田園都市」の実現に向けた取り組みを強調しました。
この臨時会は、全ての日程が終了し、午後0時に閉会となりました。