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塩尻市議会、農業支援や子ども施策を重点的に質疑

令和3年12月の塩尻市議会で、農業振興や子ども施策についての代表質問が行われ、地域猫活動や防災対策についても取り上げられました。
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令和3年12月7日の塩尻市議会で、市民派連合の丸山寿子議員が代表質問を行い、主に農業振興や子どもに関する施策、地域猫活動、地域の防災対策について意見を述べた。丸山氏はまず、新年度予算について触れ、次に農業振興について具体的な質問を投げかけた。特に農業の担い手育成や有機農業の推進に関し、国や県の施策を活用した支援状況を詳しく聞く姿勢を示した。

丸山氏は、塩尻市内でも農業従事者の高齢化が進行しており、耕作放棄地の増加が懸念されると指摘した。新しい農業従事者の確保や育成に向けた市の取り組みについての詳細を求め、具体的には新規就農者に対する支援状況や、地元農業の魅力をどう伝えていくかについて市の考えを问うた。さらに、有機農業の推進についても、市内の実施状況や、消費者のニーズに応える形での支援施策についての情報を加えて欲しいと述べた。

また、子どもに関する施策についても言及。彼女は、子どもへの虐待が増えているとの懸念を表明し、塩尻市の取り組みや相談体制についての酒井次長の答弁を求めた。続いて、地域における子ども食堂についても言及し、コロナ禍前と後の変化や、活動再開への支援策を模索するよう求めた。

丸山議員は地域猫活動への支援についても触れ、地域住民の理解を得るためには、TNR活動を市が具体的に支援する考えについての答弁を求めた。次に、コミュニティ・スクールについて市の活動状況を紹介し、地域住民との連携強化を求めた。

さらに、防災対策では、特に8月の豪雨災害を受けての市の復旧状況や今後の防災教育について質問。市民生活に直結する水道事業についても質問し、広域化の方向性についての情報を求めた。そして、2021年の衆議院選挙に関する質問において、投票率の低下とその対策案についても言及した。最後に、丸山議員は原油高騰の影響で市民生活が脅かされているという視点から、特に低所得世帯に向けた助成金制度の拡充を強く要望した。

議会開催日
議会名令和3年12月塩尻市議会定例会
議事録
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