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塩尻市議会9月定例会、令和4年度決算報告と予算案を審議

塩尻市議会9月定例会が開会。令和4年度決算は349億円、歳出342億円の黒字決算を報告。
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令和5年塩尻市議会9月定例会が8月30日、塩尻市役所議場で開会された。

出席議員は17名で、必要な定足数を超えたことが確認された。議長の古畑秀夫氏が

定例会開始を宣言し、欠席議員の報告も行った。

この定例会では、会期が8月30日から9月22日までの24日間と決定され、議会運営の流れや各議案が策定された。議会運営委員長の中野重則氏は、議案として

決算7件、条例7件、人事1件、事件2件、予算5件、報告14件、合計38件が出されていると説明した。

最初に、表彰状の伝達が行われ、牧野直樹議員や青柳充茂議員が受賞した。

それに続く提案理由の総括説明では、市長の百瀬敬氏が市内のイベントやプロジェクト状況について詳述した。特に、信州F・パワープロジェクトについて言及し、再生計画の進展が期待されるとの見通しを示した。

夏のイベントにおいては、約9,000人が集まった塩尻玄蕃まつりや、花火大会が成功裏に開催されたことが報告された。観光客の入込状況は、コロナ前の8割まで戻っているとされ、さらなる観光需要の拡大が期待される。

新型コロナウイルス感染状況についても触れられ、感染者が増加傾向にある中、基本的な感染対策の重要性が再確認された。市民には、ワクチン接種の継続を呼びかけた。

また、財政状況については、令和4年度の決算報告があり、歳入は349億円、歳出は342億円、実質収支額は5億円の黒字であった。実質公債費比率や将来負担比率も正常な範囲内であると報告された。

議案に関しては、新型インフルエンザ関連の条例改正など、様々な議案が提案され、審議が進展する見通しである。市民生活の支援政策や観光振興策なども今後の重点施策として位置づけられている。

特に生活困窮者への支援措置や、松くい虫被害防止策も提案され、地域振興に寄与することが期待される。市長は、各施策に対して市議会からの理解と協力を求めた。

本定例会では、市民が安心して暮らせる地域社会づくりが重要課題であり、今後も緊密な協力体制の構築が求められそうだ。

議長は本日の会議が終了したことを告げ、次回の議会に向けて活発な議論が期待されている。

議会開催日
議会名令和5年塩尻市議会9月定例会
議事録
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