令和2年6月17日、佐久穂町で定例会が開かれた。
本議会では、消防ポンプ自動車の売買契約案件が追加提案され、議員たちの承認を得て可決に至った。町長の佐々木勝氏は、消防車両の更新が必要であると述べ、既存のものが20年経過したことを理由に挙げた。新たな契約は、株式会社北信ポンプと2,343万円で締結されることが決定した。
また、総務文教常任委員会からは、承認第2号と承認第4号など、3件の承認案が報告され、質疑なしで全員賛成にて可決された。承認第2号は、税条例等の一部改正を求めるものであり、固定資産税の納税義務者に関連する重要な改正が含まれた。
経済福祉常任委員会からは、令和元年度の病院事業会計決算が報告された。倉澤陽一経済福祉常任委員長は、予算の差異について詳細に説明した。具体的には、常勤医が辞職したことや薬剤の院外処方への変更が影響したとのことだ。
審査の後、今回の定例会では合計27件の案件が審議され、すべて議了した。議長からは労いの言葉が送られ、行政機関への感謝も述べられた。