佐久穂町議会は、令和6年第1回臨時会が1月29日に開催された。
主な議題として、能登半島地震への支援活動や財政支出の見直しが取り上げられた。この臨時会では、補正予算案が可決された。
佐々木勝町長は、地震による影響に言及し、被災者に対する支援の重要性を強調した。特に、地震発生直後からの対応として、健康福祉課の保健師を派遣した経過について説明した。
町長は、被災地での混乱を受け、支援体制の強化が求められるとし、「今後も継続した支援の必要性を痛感しています」と述べた。此の他、姉妹都市である府中市の市長が再選されたことを喜ぶ発言もあった。
また、議案第1号である令和5年度一般会計補正予算が上程され、質疑応答が行われた。提案された補正予算は3942万9000円で、主に低所得者向けの特別給付金に充てられる。
討論を経て、議案は全会一致で可決された。町長は「国からの交付金でしっかりとした予算を組めました」と説明し、経済状況を踏まえた施策の重要性を述べた。これにより、町民生活の安定が図られることが期待される。
議会は、会議終了後、閉会を迎えた。