令和4年第6回佐久穂町議会臨時会が8月19日に開催された。議会の開催は新型コロナウイルス感染防止策に則り、マスク着用が求められた。議会では佐々木勝町長が挨拶し、臨時会が招集されたことに感謝の意を示した。
会期は本日1日と定められた。議会運営委員長の高橋康徳氏が、審査結果を報告した。臨時会には予算案が2件上程され、議事が進行した。
議長は、日程の進行について、会議録署名議員の指名や質疑を行なった。特に承認第10号として、農業関連の専決補正予算案が提出された。これは、農産物の減産や輸入飼料の高騰を受けた補助金の提供を目的とする。
町長は、経済対策として佐久穂町経済対策応援チケットの販売及び支給も説明した。新型コロナウイルスの影響による物価高騰に対する支援策として位置づけられている。議案は質疑なしで承認され、全会一致で可決された。
このたびの補正予算案では、全体の歳出予算は2640万9000円の増額が見込まれている。これにより、農業者や町民の負担軽減を図る施策が進められることとなる。町では今後も経済の安定と町民生活の維持に向けた取り組みを継続する意向を示している。
すべての議事が終了したため、議会は午前10時41分に閉会した。この臨時会では重要な経済対策が迅速に決定されたことが特筆される。