令和4年9月、佐久穂町議会では第7回定例会が開催された。
その中で町の様々な運営や施策が議論され、特に新型コロナウイルス感染症への対応が重要なテーマとなった。佐々木 勝町長は、町における感染状況を説明し、その進展と対応を強調した。
今議会では、令和3年度の決算についても報告が行われ、前年との比較において財政状態の健全性が認められた。会計管理者の渡辺 長寿氏は詳細な決算説明を行い、実質収支が8億3,914万円であると報告した。特に、町税の減少が目立ったが、普通交付税の増加によって相殺されている。
また、決算審査報告においては、監査委員の輿水 博氏が財政の健全化を指摘し、特に高齢化に伴う医療費の増大を懸念した。住民に対するサービス提供体制の方針や、インフラ整備についても今後の課題とされている。
この議会では、認定案、条例案、補正予算案など計26件が提出され、会期は本日から22日までの15日間に決定された。この中には、特に新型コロナウイルスに対応するための経済対策が含まれている。