令和6年第2回佐久穂町議会定例会が開会し、様々な議題について審議が行われた。
本定例会では、令和6年度の一般会計予算が主要な焦点となっている。
佐々木 勝町長は開会挨拶の中で、「令和6年度の総予算は84億2,500万円であり、前年に比べて8.8%の減」と述べた。また、道の駅整備事業に注力し、地域活性化を図る姿勢を強調した。
予算の中で、特に福祉関連の予算が注目され、介護保険と制度の改正についても説明があった。
健康福祉課長の中島 ゆかり氏は「介護報酬がプラス1.59%の改定と、新たな措置が求められる」と指摘した。
これにより、サポート体制が強化される見通しだ。
さらに、議員定数の見直しが議題に挙げられた。
出浦 修身議員は「定数を14名から12名に改正する」と発言。この件については、住民の意見を反映した形で進めるべきだとの認識を示した。また、議会改革特別委員会での討議経過が報告され、今後の進展が注目される。
さらに、道の駅建設事業について、町長は「順調に進捗しており、秋の開業を目指す」と述べ、地域の観光拠点として期待されていることが強調された。
本定例会は、町の未来に関わる多くの議題が検討された重要な機会となった。最終的に、全議案が可決される見込みであり、今後の進展が注目される。