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佐久穂町議会、再生エネルギーと農業振興策を議論

12月7日の佐久穂町議会で、再生可能エネルギー対策や農業振興策、新型コロナ対策が議論された。特に米価下落の影響が取り上げられ、支援策が求められる。
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令和3年12月7日に開催された佐久穂町議会では、農業振興策や新型コロナウイルスへの対策が議題に上った。

まず、高見澤春野議員は再生可能エネルギー対策について質疑を行った。最近のCOP26での国際的な温暖化対策の重要性を強調し、町の再生可能エネルギーの推進策を尋ねた。佐々木勝町長は、太陽光発電などの再生可能エネルギーは町の安全保障に寄与する重要な資源であり、責任を持って推進していく考えを示した。

そして、新型コロナウイルス対策に関する議論が続く中、岡部尚樹議員が町内のワクチン接種状況について質問した。

「現在、接種率は80%を超えているが、未接種の方へのフォローが必要である」と指摘し、町の対応を求めた。

佐々木町長は、国や県と協力しながら、未接種者への呼びかけを行い、状況に応じた対応を引き続き検討していく方針を示した。

さらに、佐々木信幸議員は農業振興策について詳述。米価下落の影響を受け、農業経営が困難になっている現状を挙げ、「米農家への具体的な支援措置が必要だ」と強く訴えた。これに対し、町は農地の集約や新たな作物への転換を促進し、支援事業を展開していることを説明した。また、農業後継者の育成や生産意欲を高める取り組みの必要性についても言及され、農業のビジネス化の重要性が改めて確認された。

また、竹内達朗議員は医療的ケア児支援法の施行に関し、町の実施状況について問うた。佐々木町長は、医療的ケア児コーディネーターを配置し、相談支援を進める方針を述べた。県と連携しながら支援体系を強化し、患者家族への個別支援を充実させる考えを示した。

通学路の安全確保に関する議論も行われ、教員や地域住民による危険箇所の把握や適切な対応策を進めることが確認された。特に町の宝である子供たちを守るための取り組みが重要視され、質の高い教育環境の提供が求められた。

このように、さまざまな議題が慎重に討議され、すべての町民を守り、よりよい地域づくりへと繋がる成果が期待されると受け止められている。

議会開催日
議会名令和3年12月佐久穂町議会定例会
議事録
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