令和4年第1回佐久穂町議会臨時会が1月24日に開催された。
定足数である14名の議員が出席し、円滑に進行した。
初めに、会期の決定が行われ、報告により本日1日のみとされた。続いて、町長の佐々木勝氏が議案第1号と第2号の上程を行った。議案第1号は、「令和3年度佐久穂町一般会計補正予算(補正第9号)」で、臨時特別給付やコロナ対策が含まれている。
町長は、コロナ禍で生活支援の重要性を強調した。この補正予算は、歳出で2億4855万4千円を増額し、国庫補助金等で賄う計画だ。一方、議案第2号は、台風19号の影響を受けた農業用施設の復旧工事に関するもので、契約の増額は806万3千円となる。
議会運営委員会の高橋康徳委員長が報告し、両議案が無事に委員会の付託無しで審議されることとなった。この後、補足説明が行われるが、質疑応答の時間は特に設けられず、全体で原案どおり可決されたとのことだ。
現金給付の選択肢についても言及され、支給対象者から選択を促す姿勢が示されている。これにより、地域経済の助けとなるよう期待される。地方自治法に基づいて開催された今回の臨時会は、町内の課題解決に向けた重要な役割を果たしていると言える。
閉会時点では、出席者全員の賛成により、両議案は無事に承認された。議会の運営がスムーズに行われたことは今後の施策にも影響を与えるポイントとされている。