令和2年第1回佐久穂町議会定例会が開催された。
議長の開会宣告の後、議員の出席が確認され、定足数に達していることを報告した。
会期は本日から19日までの14日間に決定され、その後様々な議案が上程された。
町長の佐々木勝氏は、台風19号の災害復旧予算について説明し、約19億7千万円が確保されていることを明らかにした。
また、佐久穂町の一般会計補正予算は合計で約134億9千万円への増額補正が求められ、議員からの質疑も行われた。
議員の井出正臣氏による報酬の臨時特例案が討論され、約60万円の予算捻出が見込まれている点も注目された。
新型コロナウイルスへの対応も議題に上がり、県内で初確認された感染者を踏まえて、町としての防疫対策が急務であることが強調された。
学校給食での受賞についても議論され、地元食材を活用した献立が評価され、栄養教育の重要性が再認識された。
人権擁護委員候補者の推薦についても報告され、町の人権意識向上に向けた取り組みが続けられる。
新庁舎の備品等購入契約に関する議題では、その必要性が確認され、地元業者との契約が進められることになった。
議会改革特別委員会からは、議会の透明性向上に向けた条例改正が可決され、新たな一歩が踏み出された。
定例会は多岐にわたる議題を審議し、地域住民のための施策を決定する重要な場となっている。
散会前には、翌日からの議事に向けた準備が確認され、議員一同の意識の高さが伺えた。