令和5年2月、駒ヶ根市議会が臨時会を開催した。議会では、令和4年度一般会計補正予算が提案され、重要な議論が繰り広げられることとなった。
市長の伊藤祐三氏は、開会の挨拶において、最近の大雪や外国の影響について触れ、特に石川県かほく市での断水問題に言及した。市長は、災害に対して対応を強調し、地域の安全確保の重要性を訴えた。
また、市長は、新型コロナウイルス感染症に関する状況も報告した。第8波の感染傾向は減少しているが、今後の注意点や国の方針についても言及し、ウイズコロナ時代の施策について市の対応を説明した。
議案第1号では、一般会計補正予算に関する提案がなされ、今回は歳入歳出それぞれ5億1,950万円を追加し、総額を168億1,398万8,000円とすることが説明された。
総務部長の渋谷仁士氏は、補正の内容には中小企業者への支援や観光地整備が含まれていることを報告した。また、出産・子育て応援交付金についての質疑も行われ、会議では妊娠届時や出生届時の申請手続きが明示された。
委員会審査が行われた後、議案は慎重に審議され、最終的には原案通り可決された。この臨時会では、全体として安全対策や経済支援など市民生活の向上を目的とした予算が決定された。市長は、今後の施策に向けた姿勢を示し、地域の発展に努めると述べた。
臨時会は無事に閉会され、出席した議員や関係者は市の発展に向けて引き続き協力する意向を示した。