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駒ヶ根市議会、令和元年度一般会計補正予算を提案

駒ヶ根市議会が令和元年度一般会計補正予算を提案。災害弔慰金や地域活性化を目的とした内容が含まれる。
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令和元年6月4日、駒ヶ根市議会は第4回定例会を開催した。

市長の杉本幸治氏は、梅雨入りを迎える時期の気候に触れ、農業への影響を懸念した。また、同氏は「景気判断が下方修正されたものの、緩やかに回復している」と強調し、市内の経済状況についての調査結果を報告した。調査は、市内企業89社を対象に実施され、外部要因による影響は少ないとされているものの、製造業においては中国経済減速の影響が見られるとした。

本定例会では、議案が11件提案された。その中には、固定資産評価審査委員会委員の選任が含まれ、任期満了に伴う新井和幸氏を再選した。杉本市長は、委任状の提出を求め全員賛成の下承認を受けた。

さらに、報告第6号として物損事故に伴う損害賠償額の専決処分が報告された。事故の概要は、野球場でのファールボールが駐車していた車両を破損させたもので、賠償額は19万7,230円と発表された。この措置について、教育次長の北澤英二氏は再発防止策を強調し、今後は使用時の安全対策を徹底するとした。

議案第39号である令和元年度一般会計補正予算については、歳入歳出合計で3,164万3,000円の追加が提案された。この補正は、地域の活性化を目的としたもので、具体的には骨髄ドナーの経済的負担軽減や地域コミュニティ活動支援に向けた助成金が計上されていると、総務部長の小平操氏が説明した。

また、質疑や討論は行われなかったが、各議案は議会運営委員会に付託された。議題には、給与に関する条例の改正、及び災害弔慰金の支給に関する条例改正も含まれ、総じて地域社会の生活向上を目指す内容となっている。結びに、6月17日に予定される一般質問の通告期限が本日午後2時であることが告げられ、会議は散会した。

今後の議会において、どのような結論が出るかが注目される。

議会開催日
議会名令和元年第4回駒ヶ根市議会定例会
議事録
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