令和4年6月9日、安曇野市議会では、深刻な物価高騰を受けた様々な議論が行われた。
会議の中で、一志信一郎議員は、学校給食センター4施設の統廃合について質問。その際、安曇野市の学校給食センター運営委員会からの答申内容を基に、地産地消の拡大や効率的な運営を求める意見が出された。
この件について太田市長は、少子化や老朽化の影響を受けた学校給食センターの在り方について、住民や議会の意見を尊重し、事務改善に取り組んでいく意向を示した。具体的には、同一学区の小・中学校に同一の給食センターを利用することが望ましいと考えていると回答した。
次に、須砂渡トンネルの早期完成が求められた。トンネルは地域の観光促進に寄与する重要な施設で、市長は、地域との連携を強化しながら早期着工を目指す意向を表明した。
また、帯状疱疹予防接種の助成についても提案があり、これには新型コロナウイルスの影響も考慮に入れ、助成制度の創設が期待された。
加えて、交通安全施策として、民主主義的に厳密な対策が実施されてきた。この中で、市内の通学路や危険箇所の改善に向けた取り組みが継続され、ハード面での整備が議論された。さらに、ソフト面においても市民全体が参加する意識啓発が必要とされている。交通安全計画においては、高齢者や子どもを特に重視し、周知活動を展開することが求められた。
本市では、令和4年度の特定健康診査受診率が高められるよう、各種施策が展開されることと期待されており、特に若い世代や家庭を対象にした健康教育や啓発が重要視されている。
最後に、安曇野市における文化・観光資源の活用について、さらなる発展を視野に入れた事業の推進が高らかに言及された。特に、観光協会と連動したイベントの開催や、周辺商業施設とのコラボレーションが提案されるなど、地域全体が一丸となって活性化に向けて努力している。これらの取り組みの結果として、今後更なる地域活性化が期待されている。