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anzunishi、プロジェクト予算や人事案件を可決

令和3年12月安曇野市議会では補正予算や人事案件が議決され、市民支援に向けた取り組みが進む。
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令和3年12月20日、安曇野市議会は、12月定例会の最終日を迎えた。

本日の議事では、22件の議案や陳情に対する審議が行われた。その中でも特に注目されたのは、議案第119号の令和3年度安曇野市一般会計補正予算(第7号)で、新型コロナウイルスに関連する支出が挙げられた。

財政部長の宮澤修氏は、この補正予算にはワクチン接種に伴う経費のほか、子育て支援策として18歳以下の医療費負担軽減を目的とした経費が含まれていると説明した。また、624億円を超える歳入歳出の項目での増額についても言及があり、特に国からの支出金の増加が背景にあると述べた。

補正予算の詳細には、コロナワクチン接種費用の増額が含まれ、5歳から11歳の子供を対象にした接種計画が新たに盛り込まれることも報告された。加えて、住民税非課税世帯に対して臨時特別給付金を配布する計画も紹介され、市民生活への直接的な貢献が期待されている。

次に、議案第120号に関する審議が行われた。公用車の人身事故に関する損害賠償額の定めについて、上下水道部長の堀内寅生氏は、事故の概要を説明し、安曇野市の過失を100%とした上で、148万円以上の賠償金を求めている旨を伝えた。議会内では、この事故の影響が市に与える負担などが取り上げられた。

副市長の選任においては、太田寛市長が中山栄樹氏を再任する意向を表明。その際、議会からの同意を得られたことは、今後の市政運営において重要な意味を持つと考えられている。

また、安曇野市等公平委員会の選任案も承認され、議会内において円滑な運営が進むことが期待されている。市長挨拶の中で太田市長は、議員の協力による市政運営の重要性を改めて強調し、今後の支援をお願いした。

全体として今回の定例会では、コロナ禍の影響を受けた市民への支援を重視した内容に仕上がっており、特に福祉や医療関連の議題が多く取り上げられた結果となった。市議会は、安曇野市の未来に向けた重要な一歩を踏み出したと言えるだろう。

議会開催日
議会名令和3年安曇野市議会12月定例会
議事録
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