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安曇野市議会、太陽光発電・工場立地法議案を審議

安曇野市議会は、太陽光発電設備の条例改正案や工場立地法の見直しを審議。子ども居場所づくり支援事業も注目される。
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令和5年安曇野市議会の定例会が3月8日、開催され、主な議案が審議された。

特に注目されたのは、安曇野市太陽光発電設備に関する条例である。この条例は、自然環境の保全を図ることを目的としており、内川集雄議員は、その運用について質問した。「特定設備の撤去に関する規定はどのようになっているのか」と問うたところ、市民生活部長の山田真一氏は、「条例第22条に規定されており、事業者に撤去を義務付けています」と回答した。

また、安曇野市工場立地法に基づく準則の改正案も提案された。議員からは、緑地面積の緩和について懸念の声が上がった。橋本裕二議員は、「環境宣言と矛盾がないか」と指摘し、商工観光スポーツ部長の野口武史氏は、「地域の実情に応じた環境整備のため」と説明した。ここでも、地域の工業振興と環境保護の両立が議論された。

令和5年度の一般会計予算案では、各種福祉事業や教育支援策が盛り込まれ、特に子どもの居場所作り支援事業が注目されている。福祉部長の鳥羽登氏は、子ども食堂の運営団体に補助金を交付することで、社会的な孤立を防ぎ、地域の支援を促進する方針を述べた。

議案や予算は委員会に付託され、今後の審査が待たれる。議会は、地元市民の声を受け止める場として今後の展開に期待が寄せられている。次回の本会議は、3月22日に予定されている。

議会開催日
議会名令和5年安曇野市議会3月定例会
議事録
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