令和2年11月10日に安曇野市議会第2回臨時会が開催された。議事内容では、安曇野市の都市公園条例の改正案が主要テーマとなり、市長からの予算提案も扱われた。特に、都市公園条例の改正には市民の意見が十分に反映されていないとの指摘があった。そして、一般会計補正予算の必要性が強調された。
この臨時会では、安曇野市都市公園条例の改正について、熱い議論が交わされた。会議では、経済建設委員会の委員長である松枝功議員が、改正案の審査結果を報告。「原案に反対の意見があったが、賛成多数で可決するべき」との意見を述べた。反対意見としては、市民に対する説明不足が指摘され、市民の負担が環境への影響を大きくする懸念も示された。
また、賛成意見もあり、竹内秀太郎議員は「新施設の導入は市民サービス向上につながる」と強調した。一方で、小林純子議員は「市民の意見を無視した改定では、市民の信頼を損なう」として反対を表明した。
続いて、令和2年度一般会計補正予算(第6号)が議題に上がった。財政部長の宮澤修氏は、「猛暑に備えエアコン整備のため1,700万円の予算を計上する」と説明。市長は、計画された施策が市民への支援の一環であると強調した。出席議員は、この予算についても賛成意見を示したが、依然として財務の厳しさを懸念する声もあった。