令和5年安曇野市議会第1回臨時会が7月10日に開催された。
議題となったのは、令和5年度一般会計補正予算(第4号)で、1億6200万円を増額した計472億1900万円にするものである。
補正の目的は、物価高騰の影響を受けている市民や事業者への支援である。
平林明議長は冒頭の発言で、出席議員数が20名であることを確認し、定足数に達していることを伝えた。
続いて、太田寛市長は「今回の補正予算には慎重な審議をお願いしたい」と述べ、議案の説明に入った。
平林洋一総務部長は、補正予算案には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が含まれ、主に国と県の事業を活用して支援に向けた内容を説明した。
具体的には、生活困窮者や子育て世帯への給付金、災害復旧費用の増額などが含まれている。
委員会での審査結果は、各委員会ともに特に異議がなく、全員賛成で原案通り可決すべきとの報告が行われた。
市長は、議案が可決されたことに感謝し、その執行に努める考えを示された。
最後に平林議長が「これにて第1回臨時会を閉会する」と宣言し、会議は終了した。