令和5年10月23日、安曇野市議会は第2回臨時会を開催し、重要な議案が審議されました。
市長の太田寛氏は、今回の臨時会で提出される議案として、地方自治法第180条に基づく専決処分の報告や、令和5年度安曇野市一般会計補正予算(第7号)、監査委員の選任を挙げました。
特に、補正予算では新型コロナウイルス感染症の影響に伴う生活支援が求められ、原油価格高騰を受けた住民への暖房費支援などが含まれています。
補正予算の具体的な内容について、平林洋一総務部長は「民生費に関する支出を約1億7千万円増額し、物価高騰緊急支援給付金の支給を進める。」と説明しました。議案第103号は、委員会で特に異議なく可決されました。
また、監査委員の選任については、太田市長が提案した大竹啓正氏の選任が了承され、議会は順調に進行しました。
会議は、平林明議長と一志信一郎副議長の辞職を経て、新たに松枝功議長及び小林純子副議長が選出され、議会は新体制へと移行しました。松枝議長は「市民に開かれた議会運営を心がける。」と宣言し、議会運営の透明性向上を約束しました。
続いて、議会常任委員会と議会運営委員会の委員の選任も行われ、臨時会は円滑に進行しました。最終的に、広域連合や組合議会議員の選任に関する日程も議題に上り、民主的手続きに基づいて行われることが確認されました。
会議は、すべての日程を終了し、午後8時47分に閉会されました。