安曇野市議会が令和4年度の一般会計予算を提案し、その内容についての質疑が委員会で行われた。
特に注目されたのは、予算案に盛り込まれている支援制度と条例の改正だ。多様性を重視した地域の生活支援や、男女共同参画の推進に関連する初の施策が目を引く。内川集雄議員は、安曇野市男女共同参画推進条例の改正に際し、外国人住民の権利について懸念があると質問した。
これに対し、久保田剛生総務部長は、法律に基づく公平な施策を行うことを強調。安曇野市の人口動態を取り上げ、日本人住民も外国人住民も共生できる地域を目指すと述べた。
また、育児支援関連の議案も scrutinizedされ、特に育児休業の取り扱いやその後の業務復帰支援が話題に。議員の一人は「育児休業後の復帰がスムーズに行える体制を整えてほしい」と訴えた。一方、橋渡勝也教育長も支援策の重要性を説いた。
さらに、安曇野市は今後の変化に対応するため、条例の改正を通じて効率的で持続可能な地域社会の形成を目指していると説明され、新たに設置する審議会についても検討が進められることが決定した。