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安曇野市議会、穂高プール存続議案の審議が白熱

令和3年9月定例会で安曇野市の議員が穂高プールの存続を巡り意見を交わす一方、義務教育予算の増額求める意見書も採択される。
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令和3年9月17日、安曇野市議会は、定例会の最終日を迎えた。

本日は、26件の議案及び2件の請願、2件の陳情について議論が行われ、多くの課題が浮き彫りとなった。

特に焦点となったのは、穂高プールの廃止を巡る議論である。議員提出の体育施設条例改正案が提出され、穂高プールの存続を求める意見が強まりつつある。猪狩久美子議員は「穂高プールの魅力が代え難い」と訴え、市民の声をしっかり受け止めるべきだと強調した。

一方、平林明議員は、過去の議決を重視すべきとし、「穂高プールの存続についての議論は既に行われ、議会としての判断がなされた」と指摘した。このように、議案提出者と議会側の見解が真っ向から対立する形となった。

また、追加議案の中で報告された公用車事故に関する損害賠償についても、重要な問題として議論され、宮澤宗弘市長は、事故の原因が当市運転者の不注意であることを認め、安曇野市としての対応を報告した。賠償金も41000円から510400円へと引き上げられ、適切な対応が求められる。

さらに、議員提出の義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書が万場一致で採択される場面もあり、教育予算の重要性が再確認された。議員たちは、国の責任による35人学級推進に向けて、今後の政策提言が必要であることを訴えた。

このように、今回の安曇野市議会では、さまざまな問題に対する具体的な解決策や市民の意見が反映されることが求められている。議員たちは市民と共に、さらに一体感を持って取り組んでいく姿勢を示している。

定例会の終了後、宮澤市長は改めて議会及び市民に感謝の意を表し、11月に予定される市長選挙を念頭に置いて、市政の継続的な推進を強調した。市民との連携のもと、今後も積極的に課題解決に向けた取り組みを続けていく所存である。

議会開催日
議会名令和3年安曇野市議会9月定例会
議事録
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