令和6年3月定例会の一般質問が行われ、安曇野市議会の議員たちが市政に関する様々なテーマについて活発な議論を展開した。
初めに、内川集雄議員が安心して住める街の実現に向けた市長のビジョンを問う質問を行った。市長の太田寛氏は、安曇野市が北アルプスの自然と文化が特徴的な地域であるとし、地域防災や交通安全対策の推進、誰もが自分らしく暮らせるまちづくりへの取り組みを強調した。
続いて、宮下明博議員は、地域の活性化と交通利便性を高めるための大規模開発について意見を述べた。市長は松糸道路の早期建設と、その開通による地域経済への影響について議論を深めた。
橋本裕二議員は、子育て支援について具体的な施策を提示し、給食費の無償化を求める声が高まっているとした。これに対し、市長は国の動向を見守る必要があるとしつつ、現行の医療費助成制度についても議論し、支援の拡充に向けた取り組みを語った。
また、議会提言から産まれたエネルギーの地産地消推進についても質疑が交わされ、今後の新たな施策を含めて市民と協力していく方針が示された。