令和4年第4回大台町議会が開催され、複数の議案が審議された。
議題には「千代・柳原辺地に係る総合整備計画の変更について」や「大台町生活排水処理事業の設置等に関する条例の制定」が含まれ、全議案が質疑および討論が行われた. 「議案第67号」では、古田廣幸議員が条文内の賠償責任免除における金額設定の根拠を質した。これに対し、伊藤真史生活環境課長は、地方自治法に基づくものであると説明した。
続いて議案第68号「大台町公営企業の剰余金の処分等に関する条例の制定について」も質疑なく可決された。また、議案第69号と70号でも質疑が無く、それぞれ可決された。
特に注目されたのは、議案第75号「令和4年度大台町一般会計補正予算(第8号)」で、総額約2億7554万円の増額が提案されている。主な内容には、出産・子育て応援交付金や公共施設の光熱費高騰による補正が含まれており、今後の財政運営に影響を与えることが見込まれている。
また、今回の会議では副町長の選任も行われ、西尾真由子氏が新しい副町長に選任されることとなった。大森正信町長は彼女の経験を評価し、特に「女性の活躍できる大台町」の実現に向けた期待をかけた。この選任に対しても議会からの同意が得られ、賛成多数で可決された。
議論は活発で、各議案は現場の実情を踏まえたものとなっており、今後の町の運営に貢献することが期待される。議会は閉会し、全ての議案が可決されたことを報告して会議を終えた。