令和6年第1回大台町議会臨時会が、2024年1月26日に開催されました。
議会では、複数の議案が提起され、討議が行われました。特に重要な議案が複数あったことが特徴です。
まず、報告第1号においては、専決処分の報告が行われました。この報告に際して、総務課長の西保則氏が公用車の事故に関する詳細を説明し、事故による賠償金31万3720円が大台町に支払われる和解が成立したことが伝えられました。
次に、同意第1号では教育委員会教育長の任命が提案されました。大森正信町長が説明し、福岡佳久氏の任命が適任である理由を述べました。福岡氏は三重県教育委員会に勤務した経歴があり、豊富な経験を持つと強調されました。
また、議案第1号の大台中学校屋上等防水改修工事に関しても議論が行われ、変更契約の理由として電気設備の改修工事が不要になったことが説明されました。これにより請負額が1503万8100円減少する見込みです。
最後に、議案第2号、令和5年度大台町一般会計補正予算について、物価高騰に対応する施策のための住民への給付が計画されていることが報告され、歳入歳出それぞれ3505万9000円を追加し、総額が91億3342万3000円となることが述べられました。
全議案が賛成多数で可決し、議会は無事に終了しました。議長の岸良隆氏が閉会を宣言し、この臨時会が意味のあるものであったことを総括しました。