令和3年2月9日、大台町にて全員協議会が開かれた。
この協議会では、新型コロナウイルス感染症対策が主な議題に上がり、健康ほけん課長の保田稔氏が現在の感染状況を報告。三重県内での感染者数が減少傾向にある一方で、依然としてクラスターの発生が見られることを指摘した。また、ワクチン接種の準備が進められていると伝えた。
次に町長の大森正信氏が、ワクチン接種に対する町の対応として、高齢者向けの接種計画を引き続き進めていることを述べた。また、接種体制や必要な設備についても言及し、調整を進める旨を強調した。
公募による大台町公共施設個別施設計画案についても、保田主幹が詳細を説明。地域コミュニティを重視し、施設の利用促進に向けた施策の必要性を強調した。
その後の意見交換では、経済面の懸念が表明され、多くの議員が現在の経営状況を改善させるための方策について意見を述べた。特に、消防団関連の見直しに対して、経営改善に向けた具体的な数値目標の必要性が強調された。
さらに、スーパーシティ型国家戦略特別区域の指定申請についても協議され、町長はこの構想が実現できるよう取り組む姿勢を示した。特に、住民のニーズに応じたサービスが重要とされ、これに向けた各事業者との連携強化が提案された。