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大台町議会、空き家対策条例や一般会計補正予算を審議

大台町議会が教育委員会委員の再任や空き家対策の条例制定など重要議案を審議。
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令和3年12月8日、令和3年第4回大台町議会定例会が開催された。10名の議員が出席し、各議案について審議が行われた。

最初に、大台町教育委員会委員の任命に関する同意第17号について、大森正信町長は、福岡佳久氏の再任を提案した。福岡氏の豊富な教育経験が評価され、討論もなく全員一致で採決され、同意の運びとなった。

次に、議題となった大台町空家等対策の適正管理に関する条例の制定が報告された。この条例は、町民の生命と財産を保護し、生活環境の保全を図ることを目的としている。鳥山隆徳建設課長が提案理由を説明し、質疑を経て、採決へ進んだ。

続いて大台町中小事業者等による生産性向上を目的とした固定資産税特例に関する条例の一部改正案も提案された。この改正によって、特例措置が明文化され、企業の成長を支援する内容となっている。

また、大台町国民健康保険税条例の改正も報告された。これにより、未就学児に係る国民健康保険税の被保険者均等割を半額に引き下げる規定が新設される。これにより、約29万7000円の減収が見込まれている。

議案77から80までの一般会計補正予算案についても、一括して提案され、災害復旧費や新型コロナウイルス関連経費が予算に盛り込まれている点が強調された。特に9月の台風14号に伴う復旧事業が重要な役割を果たす。

さらに、議案第81号として一般会計補正予算(第10号)が提案され、エネルギー価格高騰に対する支援策として、灯油購入支援のための商品券配布が計画される。これは町民の生活を支える重要な施策となることが期待されている。

最後に、請願第5号として三重松阪蓮ウィンドファーム発電所計画に対する反対請願が紹介された。古田廣幸議員は、地域への影響や自然環境の保全の観点から反対意見が寄せられたことを伝え、賛同を求める発言があった。請願は全員異議なしで可決され、今後の動向に注目が集まる。

これらの審議を経て、議会は次回の開催を12月9日に予定して散会した。

議会開催日
議会名令和3年第4回大台町議会定例会
議事録
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