令和2年第2回大台町議会臨時会が開かれ、議案第28号の予算再議と附帯決議案が審議されました。
この臨時会は令和2年3月26日に開催され、出席議員は11名でありました。議長の岸良隆氏が定刻に開会を宣告し、議事が始まりました。
最初に行われたのは、会議録署名議員の指名でした。米森清裕氏と野村政美氏が指名されました。続いて、会期の決定においては、1日間とすることに異議はなく決定されました。
議案第28号「令和2年度大台町一般会計予算再議の件」が議題として上程されました。この議案は、町長からの再議の提案に基づき、大森正信町長が説明を行いました。町長は、道の駅周辺の環境整備事業が今後の観光振興に寄与することを強調し、計画の進捗が町の活性化に大きな役割を果たすとの見解を示しました。
質疑の場では、議員から質問はなく、直ちに採決が行われました。しかし、所属議員6名の賛成では3分の2に達しなかったため、議案は否決されました。その後、原案通りの議案が再度審議され、多数起立により可決されました。
続いて、野村政美氏による附帯決議案の提出がなされ、前述の予算案を承認する際に、事前整理と議会の了承を求める内容が議論されました。こちらも多数の賛成により可決されました。この附帯決議は、整備後の負担問題に対する議論を深めることを目的としています。
臨時会はすべての議事を終了し、岸良隆議長が閉会の宣告を行いました。参加議員は、本日の日程が無事終了したことに安堵の表情を見せていました。