令和3年第1回大台町議会定例会が開催された。
議題は「令和2年度大台町一般会計補正予算(第13号)」である。この補正予算は、新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築にかかる電算システムの改修及び獣害防除施設の設置補助金に関連している。本案の歳入歳出はそれぞれ100万円が追加され、総額82億6398万2000円に達する。
総務課長兼特命監の西保則氏は、今回の補正予算に関して詳細な説明を行った。歳入においては、14款国庫支出金が100万円増額される。これは、ワクチン接種体制確保事業補助金を含むものである。歳出では、総務費の減額が ocorrerしており、特に財政調整基金積立金が120万円減っていることが特徴的だ。
また、衛生費におけるワクチン接種記録システム構築業務に対する100万円の増額や、農林水産業費において獣害防除施設設置補助金の120万円の増額も報告された。
さらに、繰越明許費補正についても言及され、今年度に持ち越される予定の費用総額が1755万円となる見込みである。議案は質疑を省略し、予算決算常任委員会に付託されることが決まった。議長の岸良隆氏は、この議案に異議がないことを確認し、特に大きな意見もなく進行した。
会議の最後には、休会することと、次回の日程についても発表された。次回の再開は3月23日午前9時である。議事は円滑に進行し、出席議員数は11名であった。全体として、スムーズな進行が見られた。